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手術は痛くないのですか?安全にする方法はありますか?
カテゴリー:クリニックに関すること
インプラントの良さは十分わかっているので、インプラントをしたいと切実に思っている人でも、どうしても手術が怖くて踏み切れない、という方もおられることと思います。
でも、どうしてインプラント治療は、痛い怖いのイメージがあったのでしょうか?
従来の手術では、血管神経を避けるために歯茎を大きく切りました。そのため大きな傷口ができることにより、傷口が治らなかったり、菌が入ったり、腫れたり痛みがひどかったりするのでは?という怖さのイメージがあるためと推測します。また、そのような経験をした人の話を聞かれた方もおられると思います。そこで考えられた新しい方法が、コンピューター画面上で手術のシミュレーションをし、歯茎を切らずに手術を行う「コンピュータガイド手術」です。このシステムは、骨の中に安全で正確にインプラントが入っていくように、患者さん個人個人の口腔内の骨の厚みや形態などの情報をCTで撮影し、術前にコンピューター設計されたマウスピースのような装置をつくり、お口にはめて固定してから、インプラントを決められた位置に入れていきます。この方法だと痛みや腫れもほとんどありませんし、手術の怖さやリスクなど一切伴わず、インプラントを行うことができます。
以下に利点をまとめますと、
- 歯茎を切らないので、痛みや腫れ出血、感染などがほとんどありません。
- コンピューターで手術前に設計できるので、神経・血管を正確に避けることができる。
- 手術後に縫う必要もなく、時間も短縮できます。また、手術後の回復も早くなります。
このように安全で痛くないコンピューターを使ったインプラント治療法は、今までインプラント治療が怖くて受けられなかった方や、あきらめておられた方など、多くの患者さんに受けて頂いております。この治療により、患者さんから大きな反響があり、当医院は全国で3位(2016年度)の手術件数を数えるほどになっております。
※インプラント治療(コンピュータガイド手術含む)には健康保険が適用できません。自由診療で全額自己負担となります。