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インプラントを選ぶ判断基準のオススメはありますか?
カテゴリー:インプラント前に関すること
最近では、インプラントを行う医院も数が多くなり、どこで治療を受けたら良いのかと、迷っておられる方も多いと思います。この医院選びのなかで、患者さんが一番気にされておられるのが「治療費」そして「医師の技術力」ではないでしょうか?インプラントは、施術する医師によって、維持期間も使い心地もまったく変わってきます。よって、医院選びの際にぜひ聞いていただきたい、大切な「五つの基準」についてお話しします。
▼第一の基準〜医師の技術、経験はどうか?
最近、インプラントを量販店のように扱っているクリニックが増えており、インプラント指導者の一員である私は、大変危惧しております。インプラント手術は、施術する医師本人に高度な技術と知識が必要な上、本人の手術経験が何よりも重要となります。クリニック全体の症例数が多くても、実際の施術者の経験が足りなければ意味がありません。そのため多くの医師がいる医院では、その中の誰に実際に手術をしてもらえるのかを確かめることが重要です。医師が最先端の治療技術を持っていれば、より患者さんの望み通りの治療ができる可能性が高くなります。たとえば、すぐに歯が欲しい方には即日インプラントという方法があり、全く歯のない人でも手術日に固定式の歯が入るとか、痛みがなくできるだけ身体の負担を少なくする歯茎を切らない手術などがあります。医師に矯正の技術があれば、周りの歯を動かして、より適切な位置にインプラントを入れることも可能となります。ただし、これらの技術は熟練されていることが大事で、それを確かめる方法は医師が今までやってこられた症例を見せて貰うことが一番だと思います。その際、実際に手術をしてもらえる医師の症例であることを確認してください。
▼第二の基準〜医院のシステムや設備はどうか?
設備に必要不可欠なものは個室の手術室とCTと生体モニター(心電図など)です。これを備えている医院はインプラント専門の医院といえます。自分の目で設備を確かめることが必須です。
▼第三の基準〜インプラント治療は1本いくら?
患者さんからインプラントの電話相談を受ける際に必ず「1本、だいたいいくらくらい?」と聞かれます。インプラント治療は1本いくらというものではなく、1本の値段が安いからといってそれに飛びつくと1本の治療費が安くとも治療費の総額が高い医院もあります。どの部位の歯がどれだけないのか、
※インプラント治療(コンピュータガイド手術含む)には健康保険が適用できません。自由診療で全額自己負担となります。